自分だけの道

2016年06月19日

雨の日曜日...物件見学のキャンセルもあり時間が空いてしまいましたこの梅雨時期ですし仕方ない感じです、雨の日の物件見学も違った角度から物件が見れますから案外おススメですョ、傘は常備してますが長靴はありませんので注意です(^^)

 

時間があってパソコンに向かってる時はたいがいアマゾンのオンライン書店を見てはいろんな所をクリックしています。今日、さっきちょっとビックリしたのはビジネス人物伝部門のベストセラー第1位が松下幸之助『道をひらく』でした、昭和43年に初版されて累計500万部という超ロングセラー本です、このご時世には月に何百というビジネス書が出版されていると思いますが約50年近く前に発行されたこの本が今でもベストセラーってのはちょっと驚きです。私も創業当時に初めて読んで続道をひらくも読みました、今までで3回は読んでいますし大きな商談事や交渉事の前日には抜粋して読み返します。言わずと知れた経営の神様ですが経営という事よりも人間として生きていく上で大切なことが書かれています。

自分には自分に与えられた道がある。天与の尊い道がある。

どんな道かは知らないがほかの人には歩めない。自分だけしか歩めない、二度と歩めぬかけがいのないこの道。
広い時もある。せまい時もある。のぼりもあればくだりもある。
坦々とした時もあれば、かきわけかきわけ汗する時もある。
この道が果たしてよいのか悪いのか、思案にあまるときもあろう。なぐさめを求めたくなるときもあろう。

しかし、所詮はこの道しかないのではないか。あきらめろと言うのではない。

いま立っているこの道、いま歩んでいるこの道、とにかくこの道を休まず歩むことである。自分だけしか歩めない大事な道ではないか。
自分だけに与えられているかけがえのないこの道ではないか。

他人の道に心を奪われ、思案にくれて立ちすくんでいても、道は少しもひらけない。

道をひらくためには、まず歩まねばならぬ。心を定め、懸命に歩まねばならぬ。

それがたとえ遠い道のように思えても、休まず歩む姿からは必ず新たな道がひらけてくる。深い喜びも生まれてくる。