田舎者の僻みと妄想。。。
2015年01月10日
田舎者の僻みと妄想。。。
お正月休みが明けて年始の挨拶をしているうちに三連休に入りましたがいかがお過ごしでしょうか、彦根はあいにくの天気で一日雪が降ったり止んだりでした。そんな中、今日は大阪のお客様宅に土地売却のコンサルティングに伺いました、自宅があべのハルカスの近くだったこともあり帰りにちょっと寄ってきました、日本一の高層ビルなだけあってこのビルで生活の総てが賄えます、デパートやレストラン、保育所に学校、大学のキャンパスに病院も総合病院並みです、銀行を始めとするあらゆる金融保険サービス、映画館に美術館、ハイレベルなエステにフィットネスジムまでその他いろいろ、生活の総てをあべのハルカスだけで完結する事が出来てしまいます。巨大資本の高層ビル、スゴイですよねこのビルだけで生活が出来るイコールそのビルだけにお金が落ちる。そういう事ですね、
資本というお金のあるところがお金を持っている人の為にお金を使う、するとお金持ちがそこでお金を使う、すると投資以上のお金が集まって来る、お金がお金を呼ぶ仕組みが既に出来上がってますよね。東京には同等のビルがニョキニョキ建ってるんでしょうねぇ、
都会はスゴイですよねぇ。けど、その反面でちょっと見方を変えてみるとこんな事が考えられませんでしょうか?田舎者の不動産屋に大阪の高層ビルテナント事情は分かりませんが... 新しい高層ビルが出来れば商業テナントやオフィスとして入居されますよね、
高層ビルの完成に合わせて新たな事業展開をされる企業もあれば、新規の支店や営業所の出店もあるでしょう、がしかし基本的には近隣既存のオフィスビルからの引越しではないでしょうか?ですよね、最先端の高層ビルの完成に応じて人口が増加したり法人が設立されたり突然に増加する事なんか無いですもんね、ということは引越しや移動されて来る訳で... そしたら、古いオフィスビルには空室が出来ます、このご時世すぐに新しい入居者が決まる事も難しいのではないでしょうか... そうするとビルのオーナーは、物件を遊ばす訳にはいきませんので何とかテナントを入れようとします、一番手っ取り早いのが賃料を下げることです、するともっと古いビルの入居者が引越し移転を考えられます... このスパイラルの先にあるもの... 古いオフィスビルは空室が目立ち始めます、同時に新しいオフィスビルの方が設備も交通アクセスも良く尚且つ家賃も安いんです、空室は加速します... オフィスビルの空洞化現象です。勿論、空洞化対策もされる事でしょう、しかし、空洞化対策よりスピードが速いのがオフィスビルの空室率ではないでしょうか... オフィスビルのゴーストタウン化???そんなことは無いとは思いますが... これ放置すると都市部の問題だけでは無く、地方都市にも違う形で飛び火してきそうですよね... そんな妄想をしながら大阪を後にしてきました。。。
阿倍野天王寺近辺を始め梅田界隈や新御堂にも高層ビルはいっぱいありますよね、スマイルコンサルタントが財閥系や電鉄系の高層ビルオフィステナントの仲介をすることはあり得ないと思いますが、何か心配になりました。 あぁ~八重勝に寄りたかったなぁ~