『住は聖職なり』
2014年08月29日
『住は聖職なり』
トステム株式会社(現株式会社LIXIL)創業者 故潮田健次郎会長の言葉です。
「住宅は人が造る最高の商品である。人は住宅で育ち、住宅で愛を育み、住宅で憩い、住宅で余生をおくる。住宅は人生最大の買物であり、人生最大の財産である。故に住を聖職とする者は努力して新知識を学び、技術を学び、誠心誠意仕事を行い、良い家を造ることを喜びとする者でなければならない。」
潮田会長は、大正15年の生まれで幼いころから結核を患い小学校もまともに行けなかった幼少期を過ごしました。その後、様々な試練を乗り越えて戦争の焼け野原の中から立ち上がり、日本経済の復興をけん引した企業としてはホンダやソニーと同様だと思います。
今日、会社員時代からお世話になっている師匠のところにお邪魔しておりました。私が不動産仲介駆け出しの頃の22年前からこの色紙は額に入り掲げてありました。。。住、住空間は様々です、持家、借家、定期借地、アパート、分譲マンション、賃貸マンション等人間が生きていく上で必ず必要とする衣食住の住です。スマイルコンサルタントでは自社で新築の請負工事をお請けする事はありませんが、土地を通じて、中古住宅の売買を通じてリフォーム等々で住に携わっております。聖職というと、一般的には宗教的な意味合いが思い浮かびますが、教え導くという観点から教師や医師というイメージが強いです、ここでは幸せな生活を築く舞台となる住を造り上げ幸せに導くという点から我々も聖職者という理解をしています。潮田会長の言葉通り、住を聖職としている我々は、住むお客様の幸せを背負う覚悟と自覚を持ち仕事を全うしなくてはなりません。再認識させて頂きました。。。