ちょっとこんな事を思い出しました。。。

2014年05月12日

ちょっとこんな事を思い出しました。。。

 

昨晩TVの深夜ドラマをなんとなく見てたら... こんなフレーズが... 『お客様は神様だろぅなんだその対応はッ』... お客様と

 

店員さんとのやりとりです... ちょくちょくこんなシーン見かけますよね、実際に私も言われた事あります。。。

 

ドラマのこのシーンの前後がどうだったかは横に置いといて... 『お客様は神様です』このフレーズの発端は、昭和の大スター演歌

 

歌手の故三波春夫氏によるものです。。。その昔、こんな話を聞いた事を思い出しました...

 

生前、三波氏はこのフレーズについて意志とは違う意味に捉われている事を困惑されていたようです、三波氏にとってのお客様は、

 

聴衆であり、お客様とステージに立つ演者との関係を表わしています、三波の歌を聞きたくてお金を払いステージを観る為に客席に

 

足を運びマナーを守り楽しんでくれるお客様の事です、そういう関係からこの言葉は生まれたのだそうです。決して、商店や飲食店

 

のお客様ではありません。。。

 

しかし、ドラマのフレーズを言い換えると... 「こっちは客やで、お金払らうのになんやその対応は、お客様は神様ちゃうのか。」てな

 

具合ですよね。内容云々もありますが、俗に言うクレーマーがよく言うフレーズです。すると店側は、‘お客様は神様って言ったって何

 

をしても、何を求めても良いって言うんですか?’てな具合になりますよね。そりゃそうです、誰もがみんな神様扱いではありません。

 

三波氏がこのフレーズで言うお客様とは、自分の舞台にわざわざ足を運び料金を払い、歌を楽しもうショウを観て元気になろうリフレ

 

ッシュしようと、ルールやマナーを守りきちんと聴いて下さるお客様のことを言われていたんです。。。

 

それがクレーマーの恰好のフレーズになってしまっていたとは何とも皮肉なもんです。。。