どうなる?市街化調整区域の農地!!
2014年01月11日
どうなる?市街化調整区域の農地!!
今日、安土からの帰り道。友達から電話、またまた友達ネタです、この会話はライブ感覚でお楽しみください。。。
悪友 『おぉ、あんなぁうちの実家3年ほど前から空き家やん、昨日自治会長から電話あって草ボーボーやし、空き家は用心も悪いし
何とかしれくれへんかって電話あってよ、どぉしたらええの?』
私 『あぁそやな、こないだ家の前通ったわぁかなりボーボーやったなぁ、草は近所の手前もあるしちゃんと刈らなあかんぞ!!家やなぁ
弟か妹が実家に帰ることあらへんの?』
悪友 『ない!!ってか100パー無い、弟は千葉で家建てて妹の旦那も去年家建てたしなぁ、あのボロ家潰しかないかぁ、潰すんなん
ぼくらいかかんの?』
私 『まぁ目視で150くらいかなぁ。けどな、亡くならった父ちゃん母ちゃんが頑張って建てた家やし、お前ら3人兄弟の思い出も詰ま
ってるんちゃうん?3人でよぉ相談してから決めたほーがえぇぞ!!潰すのは簡単やしすぐやけど元には戻らんし、手ぇ入れて貸す事
も出来るしな。相談して方向決めてから相談乗るわ、ところで先祖代々の田んぼとかどないしてるの?』
悪友 『親父が頼んどった人に小作してもろてる・・・と思う・・・。』
私 『えっ! と思う・・・ か、もしかしたら相続した不動産把握してないんとちゃう?』
悪友 『そやなぁ、なんか相続の書類もろたけどほったらかしやわ、あかんの???』
私 『・・・』
てことですぐに司法書士さんに連絡をし相続登記の手続きを任せました、面倒な事を後回しにしてしまいがちですがその道のプロに
お願いすればすぐにやってくれます。費用はかかりますがトラブルが起こった時はその何十倍もの費用がかかる事がありますので
それに比べれば安いものです。。。
そんなこんなで会社に戻り明日の資料作成をしてると、お隣の薬局帰りにいつもの地主さんご来店。。。ほうじ茶すすりながら、こな
いだ年末のパネル看板の進捗状況やら云々、だれか田んぼしてくれる人知らんかぁとの話。。。地主さんも先祖から代々受け継い
でいる田んぼが多賀にあるらしく、お兄さんが小作をされていたようですが高齢でもあり今年からはよう出来ひんとの事になったみた
いです、知り合いの農家もあたられた様ですが...全員高齢を理由にやんわりお断りだそうです。。。
少子高齢化に伴う農家の跡取り問題...深刻です...
今農業をされている方の主流は50代後半から70代くらいではないでしょうか、早ければ数年遅くとも20年で引退です。で、そこの
息子さんが農業を継ぐかと言うと誰も継ぎません。市街化区域内の農家の後継ぎさんは相続時に売却するとか、相続対策でアパ
ート経営されてるとかですが、この地主さんの多賀の田んぼも先の悪友のケースの田んぼも市街化調整区域の田んぼで農地法の
縛りにより売ろうとしてもなかなか売れないんです。。。これは、この近辺に限った事ではなく日本の農村部全体に言える事です、中
には素晴らしい取り組みをされている市町村もある農家の跡取り問題、10年先どうなってるかは予測可能だと思いますが、20年後
なんか皆目見当も付きませんよね、国の政策や市町村の取組のスピードより早く進んでいるのが、この高齢化に伴う農家の跡取り
問題です。。。農協任せにしとくとこれからの農業は...