不動産コンサルタント的立ち位置からの不…

2013年10月09日

不動産コンサルタント的立ち位置からの不動産の売却方法。。。

 

不動産の売却をする時にその方法は大きく分けて2種類です、買取と仲介です。。。

 

買取とは字のごとく不動産屋さんが買取価格を提示して、所有者さんが納得すれば交渉成立です。メリットは現金化が早い(当社の

 

場合は3営業日平日含でO.K.です)、デメリットは価格が一般流通価格の70%前後になる事が上げられます、詳しくはこのブログ

 

のまたの機会にさせて下さい。今日お話をお聞きしてもらいたいのは、仲介についてです。

 

仲介とは不動産会社に査定をしてもらい、その査定額を参考に売主さんが売出価格を決めてその不動産会社が市場に売り出す、こ

 

れが仲介です。この場合の成功報酬は売買価格の3%プラス6万円これに消費税です。。。

 

ここでポイントは、買取に金額にしろ査定の金額にしろ法的に金額提示の方法が決まっているわけではありません、それぞれの不動

 

産屋さんが自由に提示できるのです。→ ってことは正しい金額って分かりにくいですよね。 私の経験上ですが結構多いのが・・・

 

複数の不動産やさんに査定をしてもらい、一番高く査定した不動産屋さんに売却の依頼をされるケースです。。。

 

これって得やと思います??? → → → 正解はブッブーです。。。

 

査定額を高くお客様に伝える事は簡単です、仲介の査定額はその価格を保証するものではなく、あくまでも売出価格を決める為の数

 

字です。しかし、不動産を売る時に誰もが思うことは1円でも高く売りたい。。。と言う思いだと思います、高く査定してくれた会社は高く

 

売ってくれるんとちゃうかと錯覚を起こしてしまいがちです。。。事実、仕事を取るために高く査定をすることを目的とした不動産屋さん

 

も滋賀県内、彦根市内にも多くおられます。多くおられると思います。

 

高い査定で糠喜びをさせ仕事を増やすために物件を集める。

  ↓

高いから売れない。

  ↓

売れないから価格を下げる。→まだ売れない。ここで怖い事が起こることがあります、広告やネットを見ているユーザーは、値段下が 

  ↓                った、また下がった。。。こうなると有名物件です、待ってたらもっと下がるでぇ・・・ となっちゃいます。

  ↓

やっと売れたけど…既に依頼から1年後… → しかも売れた価格は当初の査定額よりも20%ダウン

 

残念ながら、上のような話は業界では日常茶飯事です。。。

 

時間の無駄の何ものでもありません。。。そんなことよりもしっかりとした根拠を示せる不動産屋さんを選び、適正価格で売り出した方

 

がより早くより高価に売れると思います、それのほうが売り手、買い手、不動産屋さんの三方良しではないでしょうか。。。

 

我々不動産業者は、常にお客様の立ち位置に立ちお客様に向かい合って仕事をしなければいけません。しかし、売上競争やノルマ

 

に歩合給、社内でのポイント、期末の表彰等々・・・お客様には何の関係もありません。。。

 

お客様に向いた仕事ではなく、自分に...上司に...会社に...向いた仕事になっている営業マンが多いのも悲しいかな事実...

 

銀行がお金(財産)を扱っているのと同様に、我々はお客様の不動産(財産)を扱っています、この自覚を確りと持ち仕事をし真実の

 

みを伝えなくてはいけません。私が売主ならそんな不動産業者に仲介依頼をお願いしたいです。。。